圧力鍋活用レシピ!“豚肩ロースの赤ワイン煮込み”

3月7回目のコストコショッピングで買った『マイヤーの圧力鍋』、すごく気に入ってかなり頻繁に使っています(笑)。

使えば使うほど、おおよその煮込み時間がわかってきて、益々楽しくなっちゃって。今までと格段に時短できている点も気に入っています。

唯一の不満と言えば、蓋が重いことくらい。肩を傷めている私にとって、重いものを洗うのは結構大変なのです(苦笑)。

さて、今日は『豚肩ロースの赤ワイン煮込み』レシピをご紹介します。このレシピは、随分前にご紹介した『三元豚肩ロース肉で作る赤ワイン煮込み』のアレンジバージョンとなります。

pork

カークランドシグネチャー 国産豚肉肩ロースかたまり 129円/100g 2,205円(税込・2021年4月)

今回使ったのは、コストコの定番商品でもあるネット入り『国産豚肉肩ロースかたまり』

3月6回目のコストコショッピングで買った熊本の『味千拉麺』を食べる時に、チャーシューも一緒に食べたいなと購入しました。3本セットなので、1本目はチャーシュー、2本目は甘辛煮込み、3本目は赤ワイン煮込みにしようと最初から決めていました。

赤ワイン煮込みの作り方

brock

まずは、ネットごと豚肉の表面をフライパンで焼きます。塩と胡椒はお好みで、今回は下味を一切つけずに作ります。

次に一緒に煮込む具材をザクザクと切り、その内玉ねぎのみ先にバターで軽く炒めておきます。

圧力鍋に赤ワインを入れて火にかけ、沸騰させてアルコール分を飛ばし、水と他の具材を全て加え、最後に先に焼いた豚肉を入れます。

pork1

こんな感じ。

これに圧力をかけて煮込んでいきます。加圧時間は10分プラス10分。まず10分加圧した後、豚肉の上下を返して更に10分加圧します。

half pork

これが10分加圧した時の状態。

pork wine

上下を返すと、しっかりと豚肉に赤ワイン煮込み液が浸透しているのがわかります。

pork up

そして再加圧スタート。

10min after

更に10分後には、こんな状態になっています。

ここで豚肉のみを取り出し、厚めにカット。鍋の中の煮込み液の味を塩・胡椒で整え、再び豚肉を戻します。

back pork

煮込み液に豚肉が浸かるように並べたら、今度は蓋を開けたまま20分ほど煮込みます。火加減は中火の弱。

そんなに煮込んだら豚肉がパサつくんじゃないかと心配になるかも知れませんが、全然大丈夫なので、水分を飛ばす感じで煮詰めていってください。

20min after

20分後はこんな状態に。これで完成です!

one plate

器に盛り付け、お好みで生クリームやパセリをトッピングしてどうぞ。胡椒を振ってもおいしいです。

pork up2

今まで普通の鍋で作っていましたが、仕上がりの違いは豚肉の柔らかさと味の染み具合。もちろん普通の鍋でも柔らかく仕上がりますが、何というかちょっと食感が違うんですよね〜。

豚肉の旨味が流れ出ず残っている感じかな。流石は圧力鍋(笑)!

もし、普通の鍋で作る場合は、時間を長めに煮込めばOK。とろとろと柔らかくなった豚肉と、赤ワインの香りを一緒に是非楽しんでみてください。

レシピ

材料(豚肩ロース1塊分)

  • 豚肩ロースかたまり・・・1本(500〜600g)
  • 赤ワイン・・・300ml
  • 水・・・100ml
  • 玉ねぎ・・・1個(今回紫玉ねぎを使っています)
  • トマト・・・大1個(200g)
  • コンソメキューブ・・・1個と1/2個
  • 砂糖・・・大さじ1と1/2
  • バター・・・大さじ1
  • ローリエ・・・1枚
  • 塩・胡椒・・・適量

作り方

  1. フライパンを熱して、豚肉の表面を焼きます。
  2. 玉ねぎを薄めのくし切りにし、バターで軽く炒めます。全体に油分が馴染めばOK。
  3. トマトはざく切りにします。
  4. 圧力鍋に赤ワインを入れて沸騰させ、アルコール分を飛ばします。
  5. 一旦火をとめ、水・玉ねぎ・トマト・コンソメキューブ・砂糖を加えて軽く混ぜ、豚肉とローリエも加えます。
  6. 圧力鍋を火にかけ、10分加圧します。
  7. 圧が下がったことを確認したら、蓋を開けて豚肉の上下を返します。
  8. 再度圧力鍋を火にかけ、10分加圧します。
  9. 鍋から豚肉だけを取り出し、好みの厚さ(厚めがおすすめ)にカットします。
  10. 鍋の中の赤ワイン液の味をみて、塩・胡椒で整えます。
  11. 鍋に豚肉を戻し、蓋を開けたまま20分煮込みます。途中で様子を見ながら、豚肉の上下を返します。
  12. 煮込みが終わったら器に盛り付け、好みで生クリーム・パセリ・胡椒などをトッピングしてどうぞ。 

    メモ:牛すね肉で作ってもおいしいです! 色々アレンジしてみてください。