家族が揃う年末などは、やっぱり『鍋』が主役! というご家庭も多いかと思いますが、滅多に鍋をしない我が家でもやはり寒い冬にはちょくちょく『鍋』の日があります。
息子達は小さい頃、あまり『鍋』が好きではなかったため(今でもすき焼きは好きではない)少しずつ食卓にのぼる機会が減っていきました。
ところが!
大人になってから『鍋』をすると、何故か喜ぶように(笑)。ホント、味覚って変わるんですね〜。
さて、今日はコストコの定番商品『日高昆布』のご紹介です。既に日々ジャンジャン使っているよという人も多いと思いますが、私は普段の出汁は『久世福商店 風味豊かな万能だし』のお世話になることが多く、そんなには使っていないんですよね。
でも『鍋』の季節は違います! 鍋料理や湯豆腐には欠かせないので(笑)。最近は毎年冬が近づくと買う、というのが定番となっています。
商品について
西昆 北海謹製 日高昆布 260g(130g×2個入) 1,080円(税込・2020年12月)
みなさん、昆布の種類ってどれくらい言えますか? 私は有名どころしか使ったことがないので、もちろん全部は言えません(苦笑)。でも今回購入した『日高昆布』は昔から知っていますよ。
『日高昆布』は日本の昆布生産の90%を占める北海道の日高市で採取されたもので、ごく一般的な昆布。ご近所スーパーなどで出汁用昆布を探せば、すぐに出会うことができます(笑)。
ちなみに、主な昆布の種類は以下の8種類。(*日本昆布協会より)
昆布の種類
- 日高昆布・・・柔らかく煮えやすい。オールマイティに使える昆布。
- 利尻昆布・・・出汁用の昆布として使われることが多く、会席料理にも。
- 真昆布・・・昆布の中でも高級品。出汁用の昆布として使われることが多い。
- 羅臼昆布・・・香りがよく柔らかいのが特徴。
- 長昆布・・・名前の如く長い昆布。生産量が多く昆布巻などの加工品に使われる。
- 厚葉昆布・・・厚みのある昆布で、主に加工用として使われる。
- 細布昆布・・・幅が細く、加工用に使われる。
- ガゴメ昆布・・・表面にカゴの網目のような模様がある。粘りが強い。
こうして書き出すと、結構種類がありますよねー。この中で恐らく家庭で使うのは、日高・利尻・真・羅臼昆布くらかなと思います。
さて、コストコの『日高昆布』は北海道で採取された昆布を、福岡県の西昆(サイコン)という昆布や辛子明太子やちりめんなどを取り扱う老舗会社が加工したものです。
一般向け製品には『日高昆布』は存在しないので、恐らくコストコ用もしくは業務用として販売されているものだと思います。
これが実際の『日高昆布』。
長さはおよそ13cm・幅4cm程度に切り揃えられているので、1回で使い切るにはちょうど良いサイズとなっています。表面にはしっかりと昆布の甘み成分(=マンニット)も浮き出ていますよ。
使う時はさっと汚れを落とす程度でOK、そのまま水に放り込んで放置するだけでおいしい昆布だしが取れます。『鍋』をする時は、水にしばらく浸けてから火にかけてゆっくり煮出しますが、その辺りはお好みで取ればいいと思います。
また保存は、ジップロックや瓶などに入れ替えると取り出しやすく使いやすいのでおすすめ。とにかく湿気を嫌うので、それだけは注意しなければいけません。
原材料
昆布(北海道産)
味はどう?
間違いなく
おいしいです。
まれに旨味が少ない昆布に出会うことがありますが、この『日高昆布』はまさに昆布らしい味で適度な粘りもあって、良い昆布だしが取れると思います。
何よりコスパも良く手軽に使える点がGOOD。進物などで頂く昆布は確かに味に深みがあっておいしいけれど、やはり日常使いには勿体なくて(笑)。
手抜きが好きな私は、カットする手間も必要なく取り出すだけでOKという点が特に気に入っているんですよね〜。
おすすめの使い方
今日はコストコで購入した『愛媛県産 生真鯛』で『鯛の昆布締め』を作ってみました。
本当なら先に湿らせて昆布を広げて使うのが正しいのですが、面倒だったので(常に手抜きをしたい・笑)なるべく広がっているものを使って作りました。
いい感じにできましたよ〜。
作り方は簡単。真鯛さくの両面に軽く塩を振ってしばらく置き、昆布で挟みラップでびっちり包むだけ! さくの場合は1日冷蔵庫で休ませれば食べ頃になりますよ。
このまま食べると、ほんのり昆布の味がしておいしーーい。お好みで醤油やレモン汁、甘酢などをかけても。
まとめ
コストコで販売されている『日高昆布』は、手軽に出汁を取ることができる昆布です。旨味も十分にある上、比較的すっきりとした味なのでどんな料理にも使えると思います。
購入後にわざわざカットする必要もなく、サッと使えるのですごく便利。取り出しやすい工夫をすれば尚更です。
出汁や昆布締めだけでなく、カットして煮物に使ったりと色々活用できるのでストックしておくと重宝すると思います。
私のようにあまり出汁は自分で取らない人も、『鍋』にはぜひおいしい昆布を使ってみてください。
おすすめ度: