先日、コストコで新商品『ソフトバゲット』を見かけたので購入しました。
ソフトバゲット 5本入り 498円(税込・2018年4月)
昨年の春にも、同じような6本入りバゲットが登場してご紹介したのですが、一瞬同じもの?と思いましたが、違いました(笑)。
今年はハードタイプではなくソフトタイプのバゲットようです。
サイズは、幅5cm×長さ30cmといったところ。クープも中央1本だけで、焼き色もさほど濃くはありません。
写真で、ソフト感がなんとなくわかるでしょうか。でもいくらソフトとは言え、フランスパンですからね、ふつうのソフトパンのように触っただけで生地が凹むほどやわらかくはありません。
ただ、おどろいたのは・・・
すごーく、切りやすいこと!!
いつものバゲットだと少し力が必要ですが、このソフトバゲットはすーっと切れました。
ソフトフランス(バゲット)は日本発祥
ところで、ソフトなフランスパンが、日本で誕生したのを知っていますか?
その歴史は意外と古く、江戸幕府が横須賀市に開設した『横須賀製鉄所(造船所)』がはじまりなのです。現在、米軍基地があるところですね。
当時、製鉄所ではフランスから技師を招いていて、そこで働くフランス人技師たちのためにフランスパンを焼いていました。
1914年(大正3年)、そのフランスパンを横須賀市内のパン屋さんが、日本人向けにアレンジしたものがソフトフランスというわけ。今では横須賀名物として愛されているようですよ。
ちなみに、そのパン屋さんは現在も営業を続けているそうで、機会があればオリジナルのソフトフランスも食べてみたいものです。
ソフトバゲットの味は?
お味の方は、予想を裏切らない味(笑)。フランスパン特有の外皮がパリパリとして、中はサックリという感じではなく、中も外もサックリしています。
かなり軽い食感です。
おそらく、一般的なバゲットよりも水分が少ないんじゃないかと思います。
なので、トーストすると厚めのクラッカーを食べているような感じもします。でも、噛んでいると小麦の味がしっかり感じられるおいしいパンなんですよね。結構好みのパンですよ(笑)。
サンドイッチにして食べてみましたが、こちらもおいしかった。バゲットがサックリしているので、噛み切りやすく食べやすかったです。
おいしいなーと食べているとき、ふと「この軽いバゲットでラスクを作ったらおいしいかも」と思い立ち、早速作ってみました。
レシピ
材料(バゲット1本分)
- ソフトバゲット・・・1本
- バター・・・30g
- グラニュー糖・・・適量
作り方
- ソフトバゲットは、8mm〜1cm厚さに切ります。
- バターは室温におき、やわらかくしておきます。(すぐに作る場合は、200wのレンジで加熱してください。溶かしてしまうと塗りにくいのでほどほどに)
- オーブンを140℃に予熱スタート。
- バゲットにバターを塗ります。端まできっちり塗った方がおいしく仕上がるので、面倒でもきちんと塗ってください。
- オーブンペーパーを敷いた天板にバゲットを並べます。
- 上からグラニュー糖をまぶしかけます。しっかりめにかけた方がGOOD。
- オーブンに入れて20分焼き、そのまま庫内に30分放置。取り出したあと、しっかり冷ませば完成です。
思い立って作ったラスクですが・・・
めちゃくちゃおいしくできました(笑)!
自画自賛ですー(笑)。市販されている人気のラスクに負けないくらい!!息子達も大絶賛でした。
これくらい軽いバゲットで作ると、いつも以上においしいラスクに仕上がるんだーとしみじみ。これは、コストコで販売中になんどもリピ買いすること間違いなしです。
絶対にまた作ります!
今度は、ガーリックやメープル味などにも挑戦してみたいなと思います。
コストコのソフトバゲットは6本セットなので、みなさんもぜひ1本は残してラスクを作ってみてください。きっと病みつきになりますよ(笑)。
*2022年バージョンも出ています!
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