先日コストコに新登場した『極上胡麻油』、早速使ってみましたー!
竹本油脂 マルホン極上胡麻油(ピュアセサミオイル ダークトースト) 1,523g 1,648円(税込・2021年6月)
真っ黒な背景に胡麻の粒が描かれたパッケージは、如何にも高級感が漂っていますよね〜(老眼の私には、最初ドット柄にしか見えなかったけど・苦笑)。
今回購入した『ピュアセサミオイル』は、コストコ定番のペットボトル入りではなく缶入りタイプ。海外で販売されているものです。
『特濃タイプ』ということで、どんな香りなんだろうかと期待して開けてみたら、マジですごい香りだったー!
嫌と言うほど、ごまが堪能できるオイルだと思います(笑)。
商品について
まずはマルホン胡麻油を製造している竹本油脂について簡単に。
1725年創業の竹本油脂は、日本最古の搾油会社です。胡麻油メーカーのイメージが強いかも知れませんが、実は精密化学品の製造割合の方が高い会社なんですよ。
本格的に『圧搾製法』を利用した胡麻油製造を開始したのは、1915年のこと。現在では胡麻油や練りごまなど、ごまを使った様々な商品を取り揃えています。
圧搾製法
昔ながらの製法でひたすら圧力をかけて油を搾り取る方法。化学溶剤(ヘキサン)を使用しないため、ごま本来の旨味が活かされる
てっきり海外でのみ販売されている『特濃タイプ』だと思っていましたが、日本でも同じものが『圧搾純正胡麻油 濃口』という商品名で販売されていました。
しかも、2019年に新発売されたまだ比較的新しい商品だったんですよ。どうりで知らないはずだ(笑)。
出典:https://www.maruhonoil.com/
画像は海外で販売されているボトルタイプ。1番右の濃い色をしたものが、今回缶入りで販売されているものです。
胡麻油の種類
- Untoasted・・・太白胡麻油
- Lightly Toasted・・・太香胡麻油
- Toasted・・・圧搾純正胡麻油
- Dark Toasted・・・圧搾純正胡麻油 濃口
では実際に開けてみたいと思います。
缶入りなので、キャップもペットボトルとは大違い!
どうやって開けるのー?
と戸惑いましたが、イラストをよく見ると、どうやら白いカバーキャップを外して押せば良さそう(笑)。
まず、こんな風にカバーになっているキャップを外して(これが結構硬かった・苦笑)、
微妙に膨らんだキャップの中央を押します(こちらも結構ぐーっと押す必要あり・笑)。すると、パコンと音が鳴ってキャップの周りのヒダのようなものが開きます。
キャップの中央が凹んでいるのがわかりますか? これが開いた状態です。
閉める時は逆の作業をすればOK。確実に手は汚れますが(苦笑)、キャップの凹んだ部分を裏から押して戻し、その状態で上から押さえれば再びパコっとはまってくれます。
こうして開けてみて、初めて
どうやって注ぐのー?
ということに気付いた私(苦笑)。もちろん傾ければOKだけれど、どう考えても勢いよく出さないと垂れるよね〜。嫌だな〜と思いつつ、何はともあれ出してみました。
中のオイルは色も濃くてきれいだし、香りもいい!! 流石はプレミアムだなー、一般的なものとは全然違う!とにかく、半端ない胡麻油の香りに驚きました。
でも案の定、
注いだ後はこうなりました(泣)。
これ、毎度毎度拭く必要があるってことですよねー。これは間違いなく、入れ替えて使うのがベストだと思います(苦笑)。
原材料
食用ごま油(国内製造)
賞味期限
2023年11月13日
HPによると、この『特濃タイプ』は以下のような味覚バランスがあるらしい。
これは一般的な胡麻油と比較したもの。『特濃』と言うだけあって、苦味が少なく焙煎感が強いタイプなんですね。
おすすめの使い方としては、胡麻油の風味を生かした料理(餃子・ナムル・和風パスタなど)に使うと、よりごま感が堪能できると思います。
どんな味?
ひと言で言うと、
濃い味です。
そのままです(笑)。定番のペットボトル入り『純正胡麻油』よりも圧倒的に香りが強くて、すごい! という表現がピッタリくる感じ。
つい最近まで『太白胡麻油』を使っていたので、特に香りの差を激しく感じました(笑)。
どちらもそれぞれ胡麻の良さが感じられて、本当なら使い分ければベストなんだろうけれど、そんなに胡麻油ばっかり使わないので、コストコサイズではそれは不可能〜(苦笑)。
何とか数ヶ月程度で使い切って次を買う、今のスタイルを変えることはできないなと思っています。
ただ今回の缶入りは、遮光されて品質の劣化も防げるようになってはいる点は非常に魅力的!
このまま普段使いとしてはちょっと難ありですが、別容器に入れ替えて使えば問題なし!
早々に、オイルボトルを買いたいと思います!
実際に料理に使ってみたら、やっぱり香りが強くごまが堪能できました(笑)。
いつも作っている『いんげん=フレンチビーンズのオイル蒸し』はオリーブオイルを使うんですけど、試しにこちらを使ってみたらおいしかった!! 家族の評価も上々でしたよ。
ならば次は買ったばかりの『黒瀬ぶり』を使って、ポキもどきを作ってみよう!
醤油・ピュアセサミオイル・みりん・ネギ・ローストフラックスをチャチャっと和えただけですが、しばらく冷蔵庫で寝かせるとまろやかな味になって、より胡麻油の風味が際立っていました。
おいしーーい。
適当に作ってもおいしくできるなんて、万能ですよ! このオイルは(笑)。
まとめ
コストコの定番胡麻油のマルホンに、新しい極上胡麻油『ピュアセサミオイル ダークトースト』が新しく仲間入りしました。焙煎を強めて作られた胡麻油は、一般的な胡麻油よりも格段に強い香りで香ばしい。『特濃』という言葉がピッタリな胡麻油です。
これだけ香りが強いと、胡麻の風味が堪能できるので、いつもの料理のおいしさもUPすること間違いなし。胡麻の香りが嫌いでなければ、是非使ってみて欲しいオイルです。
ただ、缶入りがネックで入れ替える容器を準備する必要があり、もちろん垂れてもOKであれば必要はないけれど(笑)、缶のまま使うのは一般家庭ではハードルが高いと思います。
遮光容器入りなので、ペットボトルよりも長く使えると思いますが、それでも開缶したら早めに使い切りたいもの。使い切る自信がない場合は、まずは小さめボトルで味を確認してからの購入が良いかも知れません。
我が家では全然使い切れそうなので、このまま別容器に入れ替えておいしい胡麻油を楽しみたいと思います。
おすすめ度: